2010年05月24日

京都力結集エコ住宅開発研究会に出席

京都府産木材認証制度運営協議会として会員になっている表記研究会の第5会会合に出席してきました。

今回、京都府産木材を使う取り組みの報告が2件ありました。

1.森本均氏(株式会社D.A.C)の事例報告

D.A.C様は京都府産木材を使った住宅を年間17棟(21年度)も建てていらっしゃる、常日頃から関わりの深い企業様です。

今回は新たに自社で取り組まれる燻煙熱処理材(木材を煙でいぶしながら乾燥する)製造のための基礎研究結果の報告でした。
高温乾燥材に比べて寸法安定性が高く、バイオマス燃料の使用によりCO2排出量も少ないとのことでした。
現在、乾燥施設を建設中で、うまく行けば秋頃から供給を開始できるそうです。

「いいものをつくって、きちんと手入れして、永く大切に使う」ことが大事だという言葉で締めくくられました。まったくその通りだと思います。

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2.武藤信義氏(地方産業経済研究所)の事例報告

京都府産木材の供給可能性と、供給量が増加した場合に発生する雇用・経済効果についての調査結果を報告なさいました。
京都の森林には、府内で発生する木材需要のほとんどをまかなえるだけの蓄積(資源として活用できる木材量)があるにも関わらず、利用されていない(府内産材自給率は20%程度)。原因の一つに製材所の京都府産材の供給量の少なさ(供給力の低さ)があるとのご指摘でした。

この見地から、「導入コストが安く、設置に必要な敷地面積が小さい」製材ラインが提案されました。



これらの調査・研究は「平成21年度 京都力結集エコ住宅開発研究会研究開発支援事業補助金」として実施されたものだそうです(実施主体:京都産業エコ推進機構

(ふちがみ)
posted by center at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 森林 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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