12月18日(火)に、京都市の深草小学校にお伺いして、市民エネルギー京都の伊東さんと一緒に出前授業をさせていただきました。
6年生の理科「電気」の授業です。
●「回す力」で発電!
子どもたち5人1グループで協力して、手回し発電機を使って電気を起こし、白熱電球を光らせます。
子どもたち5人1グループで協力して、手回し発電機を使って電気を起こし、白熱電球を光らせます。
ところが、グループの中で回すのをサボる人がいると電球は光らずに、サボった人の手回し発電機が逆回転してくるくる動いてしまいます。
そうやって、回す力で電気を作ることもできるし、電気の力でくるくる回す力ができることを体験してもらいました。
●LEDは省エネ!
白熱電球(約50W)を手回し発電で光らせようとすると、5人ぐらいが協力しないと光りませんが、LED(約8W)だと、1人でも明るく光らせることができました。
白熱電球(約50W)を手回し発電で光らせようとすると、5人ぐらいが協力しないと光りませんが、LED(約8W)だと、1人でも明るく光らせることができました。
●「光」で発電!
省エネ電球であるLEDには、半導体が使われています。
省エネ電球であるLEDには、半導体が使われています。
実は、太陽光発電にも似たような半導体が使われているんです。
小さなLED電球に強い光を当てると、電気が起こって電子メロディーの音が鳴る。
そんな実験を見てもらい、回す力の発電とは別の発電方法についても学んでもらいました。
●地球温暖化問題と発電
「回す力」で発電する場合は、何で回すのかが重要です。
「回す力」で発電する場合は、何で回すのかが重要です。
化石燃料を燃やした力で発電する場合は、温室効果ガスの二酸化炭素がたくさん出ます。
でも、風力や水力で回すと出ません。
また、太陽光発電も、発電をするときに二酸化炭素が出ないので、温暖化防止に繋がります。
深草小学校には市民の出資によって設置された太陽光発電があります。
屋上の太陽光発電パネルのところから延長コードを引っ張ってきて、実際に太陽光発電で作った電気で扇風機を動かし、子どもたちに見てもらいました。
最後に、これからこういった自然エネルギー(再生可能エネルギー)を増やしていきたいですね、というお話をさせていただきました。
浅井
