インターン生が感じたことをまとめてくれました。
私は今回のインターンシップで、様々な経験が出来ました。
8月19、20は、けいはんなエネルギー教室での発電実験と工作のアシスタントをさせていただきました。またそれだけでなく、このイベントのための準備やマニュアルの作成、終了後には報告書の作成と、このイベント全体を通して関われていたこともあり、とても充実感を得ることが出来ました。
24、25日はHEMSについてのチラシの作成、27、28日は省エネチャレンジの参加賞の作成を行いました。ここでは他のインターン生2名とブレーンストーミングを用いての意見の出し合いやデザインを考えるなど、協力し合って作業を行いました。それぞれが持っている得意な所、不得意な所を把握し、しっかりと役割を分担することの大切さを学ぶことが出来ました。
26日には、京都府の再生可能エネルギーの促進についての会議を、傍聴席で拝見させていただきました。実際に行政が行う施策に関する会議というものを見たことが無かったので、とても貴重な体験ができました。また、施策の導入の際、裏ではどのような話し合いがされているのか、どのようにしてプランを立てているのかを間近で体験することが出来たことを嬉しく思います。
全体を通して、今回こちらでインターンを受けたことで、今までとは違う物の考え方や自分の強み、弱みを少しでも知ることが出来たと思います。今後この経験を活かせるよう頑張りたく思います。この度は本当にありがとうございました。

方山 空
インターンシップを経験する以前は、「NPOとは非営利団体である。」というようなレベルの知識しか持っておらず、NPOの実態とは何であるのか、働くとはどういうことなのかを自分自身がぼんやりと考えるのみであった。
インターンシップ期間が始まり、広報物企画などを学生同士で話し合いをしながら進めていたのだが、話がうまくまとまらず、かなり時間をかけた。ようやく完成にこぎ着けた時、頑張ったという達成感とともに「企画の仕事はこんなに大変なことなのか。」と感じていた。その後、振り返りの際にセンターの方から「実際の仕事になると、時間や完成度の制約などがある。」という話をしていただいた。つまり私が感じていた「頑張った」という達成感だけでは、働くうえでまだまだ甘いのだと気づくことができた。
また、様々な業務を体験させていただく中で、社会の問題に対してこんなアプローチ方法があったのかという驚きが多々あった。それは「センターがNPOであること」であることを生かした立ち位置や役割を担うことで、新たな視点で問題解決を行なっているからこそとれる方法であった。今までよくわからなかったNPOの実態を、完全な理解まではいかないが、垣間見ることができたように思う。
インターンシップを通して、学んだことはたくさんあった。センターの方々には感謝してもしきれない。これらの学びを生かして成長することは重要であり、私はそれを成し遂げていきたい。

住野 美菜子
インターンシップ感想 2015.9.4
この度、京都府地球温暖化防止活動推進センターにて2週間インターンシップさせていただきました。短い期間ではありましたが、これ以上はない貴重な経験になりました。環境問題についての知識面だけではなく、働くとはどういうことなのかについても学ばせてもらいました。内容としては、広報物の企画と作成、情報収集や入力、企画への意見出し、その他様々な事業に取り組ませていただきました。どれも大変有意義でしたが、中でも京都府の再生可能エネルギーの導入についての委員会を傍聴させていただいたことが印象深いです。行政が専門家の意見を聞く際にどのような会議が行われているのかを実際に見ることができました。その他に得た知識としては、こちらのセンターが環境活動の中間支援団体として果たす役割について学びました。環境活動を行う主体同士を結び付けたり、中立な立場で意見を述べたり、情報を提供するセンターの活動は環境活動に大きな影響を及ぼすことができ、更なる影響を与えることができると学びました。社会的な事柄についても様々な取り組みをさせていただく中で多くを学びました。特に、仕事をする際には多くの視点から検討する必要性を身に染みて感じることができました。実際に体感して学ぶ機会はあまりないので非常にありがたく感じています。この経験を通して学んだことをこれからの学生生活、また、社会人になるときにも活かしたいと考えています。最後になりましたが、お世話になった京都府地球温暖化防止活動推進センターの皆様に厚くお礼申し上げます。

福本 雄基