京都新聞で紅葉調査が取り上げられました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121105-00000010-kyt-l26------------------------------------------------------------------
京の紅葉、京都市が最も遅く 龍大教授が市民と調査京都新聞 11月5日(月)14時9分配信
京都府内の紅葉は京都市の市街地が最も遅い傾向のあることが、龍谷大の増田啓子教授(環境気候学)と府地球温暖化防止活動推進センターの調査で分かった。昨年まで4年間、府内のほぼ全域で市民が観測し、最も早く紅葉を迎えたのは南丹市美山町だった。増田教授は、京都市の紅葉が遅いのは、都市部の気温が郊外に比べて高くなる「ヒートアイランド現象」の影響とみている。
府内では京都地方気象台(中京区)と舞鶴海洋気象台(舞鶴市)が近くの標準木で紅葉日を毎年調べているが、地域ごとの細かい紅葉前線の動きはこれまでわからなかった。
調査には、温暖化防止の活動にボランティアで取り組む同センター推進員や龍谷大の学生ら延べ266人が協力した。2008年から毎年、原則として11月15日〜12月10日に、最も多い年で175地点でイロハカエデなどを観察して紅葉情報を増田教授に寄せた。紅葉は「樹木の葉の8割が色づいている時点」という気象台の基準に合わせた。
府内で最も紅葉が遅かったのは、いずれの年も京都市の市街地で12月8〜16日だった。最も早かったのは09年以降、南丹市美山町で11月5〜14日だった。08年は美山町に観測者がおらず、京丹後市だった。府内で紅葉日に約1カ月の差があった。
地点ごとの紅葉日を基に紅葉前線を描くと、最低気温が低い地域から紅葉が広がる傾向が浮き彫りになった。
増田教授は「気象台の紅葉日観測で海水温上昇の影響からか海寄りの府北部の紅葉日が遅れる傾向が出ており、少なくても10年は調査を続けて温暖化の影響を検証したい」と指摘する。
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今年も調査を実施中です。
詳しくは
http://www.kcfca.or.jp/jigyou/info/2012-1.htmlこちらでご確認ください。
センター 川手
posted by center at 09:59|
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サクラ開花・カエデ紅葉調査
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